日刊自動車新聞
谷口利満 記者

大阪市鶴見区の中古車専業社、ひまわりコーポレーション(豊田昭博社長)は、車両販売時に顧客へ利益額を開示する取り組みを開始した。「販売10(テン)」と銘打ち、基本的に1台あたり10万円の利益で消費者に中古車を販売する。税金や登録費用などの諸費用は含まない。中古車販売における透明性の確保が狙い。こうした試みを実施する販売店は珍しい。

同社は昨年から、「買取10(テン)」と銘打ち、在庫車の展示価格から10万円割り引いた価格で、中古車を買い取る制度をスタートした。今回の取り組みはこれを進化させたもの。買取10、販売10とあわせて中古車販売の仕組をオープンにし、消費者に十分な判断材料を与えることで、購入しやすい体制を整えるとともに、マイナスイメージの払拭を図る。

同社の保証制度は、電球などの消耗品は6ヶ月間、エンジン本体・ミッション・デフ・エアコンなどは1年間の期間を設定。走行距離は無制限となっている。
これまでは1台当たり平均20万円のマージンを取っていた。販売10により、従来から比較すると利益は1/4となっているが、「多くの顧客からの支持を得られれば、結果的にわれわれのメリットになる。」としている。




ひまわりコーポレーション 中古車の利益額を開示
「販売10(テン)」制度を開始