| 牟田 学のことば 2006新春 決して社長は、不況を言い訳にしてはならない−−−−−−−。 不況こそ、努力のしがいのある時はない。不況の時に、真の顧客ニーズが見えてくる。人間が、空気や水によって生かされているように、企業もそれぞれの顧客によって生かされている。『顧客のいない企業』など存在しない。 『顧客のために』が会社のためになる−−−−−今の不況を常態だと思い、社長は来る日も来る日も、寝ても覚めても、顧客から強く支持されるにはどうするのか、を問い、本当に顧客ニーズに立ち返る経営をしなければならない。 お客様を想い、商品を磨き、サービスを磨き、人材を磨き、企画力を磨き、販売力を磨き、資金力を磨き、全ての戦力戦術を磨いて、戦っていかなければ、生き残ることも、新たなる繁栄を勝ち獲ることもできない。ただ、”滅ぶ”のみである。 一代で巨億の富を築いた社長でも、度重なる危機や変化に対処し、永く、幾代にもわたって、その事業や富を、子孫に、上手に伝えられた人は、そう多くはない。 それはなぜか、どうしたらよいか。幾百年も続いている希有の指導会社を診ていると、その秘伝や知恵が凝縮して存在している。 儲けるための戦略や戦術も大切ではあるが、真実、事業を永く繁栄させていくためには、どんな危機や変化や不況にあっても、社長自身の考え方、処し方こそが根本の大根本である。 会社は一人によって栄え、一人によって滅びるものだからだ。 すべての経営資源を顧客志向に大転換させ、顧客に新たな価値や感動を提供し、喜ばれ、支持され、新市場を創造。”安くても儲かる、高くても売れる”革新的な経営手法と独創的な戦略で、この戦後最悪の経済危機をものともせず、大躍進されておられる会社だけを厳選いたしました。 理由は極めて簡単です。人間が、空気や水によって生かされているように、企業もまた、それぞれの顧客によって生かされています。『顧客のいない企業』など存在しないからです。 お客様の心に迫る経営こそが、デフレ不況に勝つ唯一の方法です。不況こそ、努力のしがいのある時はありません。不況の時に、真に顧客のニーズが見えてきます。決して社長は、不況を言い訳にしてはならないのです。今の不況を常態だと思い、社長は来る日も来る日も、寝ても覚めても、顧客から強く支持されるにはどうするのか、を問い、本当の顧客ニーズに立ち返る経営をしなければなりません。 お客様を想い、商品を磨き、サービスを磨き、人材を磨き、企画力を磨き、生産力を磨き、販売力を磨き、資金力を磨き、全ての戦略戦術を磨いて戦っていかなければ、生き残ることも、新たな繁栄を勝ち獲ることもできません。 ただ、”滅ぶ”のみです。 社長として、事業を永く繁栄させるには、経営を推進するための思想と技術の両面を身につける必要がある。 ただ儲けることのみに意を注ぎ、社員を牛馬の如く酷使して、修羅や鬼のように経営する人もいるが、決して長く続いたためしがない。真の王道ではないからだ。瞬時の繁栄のみである。 また逆に、事業の仁を信じ、崇高な思想を掲げ、百年の計を立て、顧客を奉り、社員を拝みながら、神や仏のように経営する人もいるが、この人が危機に直面して強かったかと言えば、決してそうとばかりは言えない。 社長のあり方は、この鬼と神との間に位置して、幅広く、いつでも難しい実務の選択を強いられている。 社長業には、思想と技術の両面から幅があり、深さがある。 景気の動きにも、統率の力にも、新しい商品にも、何のために事業の方向性にも、本当に強い経営体勢の構築にも。何のために事業をやっているか、という根源の哲学や思想や信念と、さらに、これらを上手に処置できる技術との両面が必要なのだ。 日本経営合理化協会 理事長 牟田 学 |