日刊自動車新聞
近畿圏版

2004−3−1月曜日

中古車のひまわりコーポレーション

全国にサテライト店
ネット販売増加を予測 対応力を強める


中古車販売のひまわりコーポレーション(豊田昭博社長、大阪市鶴見区)が全国展開に乗り出す。インターネットでの中古車販売が主流になると判断、現地顧客へのサービス対応を行うサテライト店を全国に配置する。早ければ今夏にも、京都や兵庫など近畿地区から展開する。ネット販売ならではの、遠隔地の顧客に対し車両の受け渡しや車検整備など現地での対応力強化が狙い。

今夏にもまず近畿地区から
 全国に配置するサテライト店は、中古車在庫などを持たないオフィス機能だけで、販売車両の受け渡しや下取車の引き取り、車検整備などの取次ぎサービスを行う。在庫管理や販売活動は現行通り、大阪の本社で実施する。北海道から九州・沖縄まで全国の都道府県に1ヶ所ずつ設置する計画だ。今夏までに、大阪を除く近畿地区でサテライト店を開設し、順次全国に展開していく。同社はインターネットを使った中古車販売が今後さらに増えると判断、このほどネット販売専門チームを4人体制で立ち上げた。すでに、月間100台程度の小売実績のうち『約4割はネット販売』(豊田社長)で、ネット販売比率を将来的には80%程度にまで引き上げる方針。中古車のネット販売は家にいながらにして多くの商品情報を収集できるなどから、年々販売台数が増えている。しかし、頻繁に販売店を訪れることができない遠隔地の消費者に対し、既販売車両の点検整備やクレーム対応などができないデメリットも指摘されている。一部販売店では、現地の同業社を代理店として提携し取り組むケースもあるが、ひまわりは自前のサテライト店展開で高品質のサービスを提供することで他店との差別化をより明確にしたい意向だ。